梶坊の『毎度!NYからこんにち・は』

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zoom RSS 2014年キューバ

<<   作成日時 : 2014/12/26 02:53   >>

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12 月15日(月)から22日(月)までArturo O'Farrill and The Afro Latin Jazz Orchestraで2010年同様にハバナジャズフェスティバル出演の為にキューバへ行って来た。

今回の旅はフェスティバル出演の他に"The Conversation Continued"というALJOの次作アルバムのレコーディングも兼ねたもの。このプロジェクトはラテンジャズを造ったアメリカの偉大なるミュージ シャンDizzy GillespieとキューバのパーカッショニストChano Pozoが、おそらく天国で続けているであろうラテンジャズの会話の続き(彼らならどのように創造して行くか)"Conversation Continued"という、ちょっとおもしろい趣旨。もちろんご両人ともこの世には居ないわけでArturoがアメリカのミュージシャンおよびキューバの ミュージシャンに声を掛けて、オリジナルや編曲を彼らなら、どんなアイデアでこの会話の続きを音にするかと、かなりの冒険を試みたものだ。

今回キューバで、フェスティバル以外にハバナにあるThe Residence of the Chief of Mission of the U.S. Interest Section(アメリカ合衆国利益代表部)での演奏も着いた次の日(16日)にあったのだが、この翌日(17日)にアメリカ・オバマ大統領とキューバのラウ ル・カストロ国家評議会議長との電話会談があり、1961年から続いていた断交状態にある両国の国交の正常化を進める話が行われると言う、歴史的な一歩を歩み始めた時期にキューバに滞在していた。
17日の昼にカストロ議長の声明がラジオから流れていたし、ホテルの従業員もテレビで声明を見ていた。それまで 国交がなかったのでキューバからアメリカに物を持ち運んではいけなかった訳だが、次の日に嘘か真かミュージシャンの間で、どうも$100までなら葉巻、ラム等を持ち運んでもいいらしい、、、という話だったが、ホントだったのかどうかは未確認(笑)

前回の旅では割と自由な時間があり、色々と見て回れたのだが、今回は丸一日休みという日は全く無く、あまりゆっくりと街を回る事は出来なかった。
後半3日間(19 日〜21日)はAbdala Studioでレコーディング。レコーディング初日は遅めのスタートで、16時過ぎからスタジオ入りしていたが、セッティングやら何やら何故か3〜4時間掛か り、最初の曲を録音し始めたのは21時を過ぎていた。気が付けばセッションが終わったのは午前2時半。後の2日間どうなることやら、、、、、、
毎曲アレンジャーが違ったり、ゲストが入ったりと、その度にセッティングし直したり配置を換えたりするのでそれだけでも結構時間ロスだが、ニューヨークでやってるからであろう、段取りが上手くいかなくてもそれに乗っかって行かないと要らん神経を使って気疲れするだけなので、とりあえず気長に、川の流れのようになすがままでやってみた。それでも大概終わった後は疲れるんだが(笑)

余談だがキューバのスタジオでは時々テイク中に突然ヘッドフォンから一瞬音が聞こえなくなる事がある。これは元の電源、つまり国の配給してる電気・電線が古く、ちゃんと流れて来なくなる時があるらしく、早い話、コンピューターが止まるので、そこでレ コーディングが止まってしまうという事態がよくあった。曲の始めならいいんだが、これが終わりの方だと力が抜ける、、、、、これもニューヨークではない キューバならではの出来事だった。

最終日のレコーディングは昼から。さすがに3日目ともなると色んな意味で慣れてきている。しかも次の日はニューヨークへ帰る日というのもあって気持ちにも結構余裕があった。
順調(?)にレコーディングも進み最後の曲へ。2テイク撮り終わったところで日本で言う『お疲れさん』の声。プロデューサーも含めてほぼ 全員がコントロールルームに入り最後のテイクに耳を傾ける。
ここはキューバか。スタジオではあまりそう感じられなかったが、レコーディングルームの横にバーがあってそこにArturoが買ったというキューバの葉巻とラムを見るとやはりキューバなんだなと変なところで関心してしまうオレが居た(笑)なかな か大変だった今回の旅の労をねぎらってくれたのか、葉巻とラムで成功に乾杯をしたわけだが、20分程したらプローデューサーの一人が近寄って来て今から Fixing(修正)をするからと、、、、、、

『え????終わったんじゃないの?????』

一応終わりだけど今日出来るFixingをするからと。あの乾杯は何だったんだ(笑)オレ楽器も片付けてるし帰る気満々なんやけど(笑)さすがに周りも皆ブーブー言っている(笑)
次の日朝早いんやから、、、、ボスに言われたら仕方がない、皆渋々レコーディングルームに戻り楽器を組み立てる。
ホーン隊が終わったのは9時半過ぎ。迎えの車は10時半だそうで、それまでスタジオのバーに座り数人でラムを飲みながら今回の旅について話し始めた。ラムのショットが1杯100円もしないので迎えが来るまでに数杯引っ掛け、ホテルに着いてからも6人程でホテルのポーチで最後のハバナの夜をラムを片手に楽しんだ。

今回はルンバやベンベなどは見る機会がなかったがいい旅だったと思う。次回いつまた行けるかはわからんけど、キューバに行けるようになる機会は国交が開けば増えるかもしれないな。

ホテルからのハバナの様子
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ホテルのある通り(17ストリート)の街並
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ハバナの中心部、50年代のアメリカ車が今もまだ現役で使われている
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オールドハバナから海沿いのマレコン通りからハバナを。
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オールドハバナ
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アメリカ大使館になるThe Residence of the Chief of Mission of the U.S. Interest Section(アメリカ合衆国利益代表部)
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レコーディングを行ったAbdala Studio
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着いたその日に数人で行ったキューバ人が行くレストランで食べたChuleta De Cerdo(ポークソテー)こういうところで食べるキューバ料理がホントに美味い
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スタジオの近くてぶらぶらしてる人懐っこいネコちゃん。キューバは野良犬や野良猫がその辺に沢山居る。この子はスタジオで人に慣れてるのかえらい人懐っこかった。
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして
ニューヨークからキューバへの行き方を調べていたら此方に辿りつきました
オールドハバナの街並みが素敵ですね
ますます行きたくなりました
やっぱり一般人はキューバには行きにくいのでしょうか
TWO GATES
2015/01/24 07:39
初めましてTWO GATESさん。コメント有り難う御座います。ニューヨークからキューバへの
行き方ですが、日本のパスポートならメキシコもしくはカナダ経由で行けると思いますが、私は2回とも政府公認の旅でしたのでメキシコ、カナダ経由の行き方については全く存じ上げません。
梶坊
2015/01/24 07:46
お返事ありがとうございます!
キューバに行けましたら、ブログにお書きになられている場所に私も訪れたいと思います。
ありがとうございました。
TWO GATES
2015/01/24 08:32

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